ヒメスミレ(姫菫)
お姫様のスミレのような可愛らしい名前が付いたスミレ。
3月になると散歩道や、田んぼのあぜ道にこぼれるように花開く小さな花のスミレ。ピント合わせに時間がかかって土手に座り込んでいたら、又草刈りのおじさんがやって来た・・・。「今度は何かの?」「やちもない分よ」。おじさん今回はマスクにサングラスかけて、怖そうな感じじゃった。「わし・・・もしかしたら・・・」。「そんじゃーさいなら」。
歩道の際に咲いている。気を付けないと踏んでしまうほど小さい。
スミレと似ているが雰囲気が違う。
なんとか可愛らしく撮って上げたいから溝の中に入って上を見て撮っっていたら又あのやちもないおじさんが来そう。バイクが見えたのでさっさとこの場所を退散した。
ここなら誰も来ない。田んぼに降りて上のヒメスミレにカメラを向けた。
大きく映ったがピントが合ったかと確かめよったら、田んぼのじゅるい所にはまった。やちもないおじさんに見られんかって良かった。
元に戻って又見ていたら・・・もう帰ったはずのバイクが未だある。
ヒメスミレが「早く帰ってズボン洗った方が良いよ。何か言われるけぇね」。と教えてくれた。