野の花観察日記

野の花の写真

早春の花めぐり 

2024年 早春 今年の2月は比較的暖かかった。

安佐北区の我が家の近くにはセリバオウレンが咲いている。

2月中旬になるとこの春一番に見に行く。

そして、セツブンソウは岡山県まで見に行きたくなる。

今年は2月24日ケスハマソウを見に行った。まだまだ風は冷たかった。

それでも日差しを浴びてケスハマソウが咲いていた。

ピンクや赤いものも咲いていていつみても美しい。

名雪割草ともいう。

2020年に白く美しいケスハマソウを見た。

今年も探した。

未だ咲いていなかったのでどうしても花を見たかった。その後雪が降って寒さが戻って来た。3月に入って再度訪問したが、もう見る事ができなかった。

同じ日にバイカオウレンが咲いているか、見に行った。

この花は2月20日以降なら、晴れていてもいなくても咲いている。

凛としてとても美しい。

3月に入ると安芸太田町アズマイチゲが咲く。

今年は気温が低く、蕾のままで3月中旬の暖かい日まで開かなかったので開いた花を見る事ができなかった。

ユキワリイチゲも咲いているが、カメラの方向に花が向いてくれないので、写真が撮れていない。

3月になって、車で近くの渓谷に行ってみた。

たった1本だけ道路の脇にコショウノキが有って花がさいていた。

上品な香りに癒される。とても美しい花です。

昨年からイワミコバイモが気になっていた。

私は島根の石見地方の出身なので、気になる名前だったから。それはイズモコバイモとホソバナコバイモの交雑種と言われている。

イワミコバイモを見たが・・・蜜線の位置が際から少しだけ上。ホソバナコバイモは際だと文献にあった。形としては広島県のホソバナコバイモはイワミコバイモとあまり変わらない。

なので、安佐北区の我が家のそばにあるコバイモはヒロシマコバイモと呼んでいる。

安佐北ヒロシマコバイモいろいろ。形もいろいろある。

そして白い美しい花も

三次市江の川沿いのコバイモもやっぱりヒロシマノコバイモです。

3月の中旬になるとどうしても帝釈方面に行きたくなる。

ケスハマソウも咲いていたし、シロバナネコノメソウやハルトラノオも咲いている。

中国新聞にミチノクフクジュソウが載っていた。

毎年見に行きたくなる。

さて、未だ3月が終わっていない。毎年同じ花めぐりを繰り返す私です。

 

郷のエフェメラルユキワリイチゲをきれいに撮りたい。

春が来た 春が来た・・・今年も雪が解け、春の兆しがあったら咲く。

待ち遠しいのでもう咲いたかな?未だかな?と行っては帰る。

ユキワリイチゲがいっぱい咲いたら、咲いた花を全部1枚の写真の中におさめたい。

と欲張っている私ですが、なかなかそういう具合にはいかないのです。

いっぱい咲いても望遠も広角もない私は見るだけの鑑賞で終わるのです。

真正面から覗けばフェンスが写るし。

しかたなしに後ろから覗いたら、なんだかさびしい。

じゃったら真正面から見上げて覗いてもこうなる。

諦めて1本だけ狙ってみるしかなかったです。

だからこれも。

スターのように輝いている花があった。

もっと近寄ってみた。見た色はブルーなのに陽が当たったらピンクに見える。

ちょっと離れても同じか・

ならもうちょっと寄ってみたら・・・?

それなりに美しい。

でも本当に見た花の色はこの色だった。

ユキワリイチゲは雪を割って咲く。

もしもピアノが弾けたなら・・・・

私はもっときれいに撮って上げる事ができたなら。

郷のエフェメラルはそれでも我慢して毎年来る私を許してくれています。

寒い・少しだけ寒い・寒くない・ちょっとだけ暖かかった日のエフェメラル

2月23日は天皇誕生日、どこに行く予定もなく「ちょっと出てみようかな」気の向くまま車で走って、ここはもう岡山県。2月になったらどうしてもここのセツブンソウが見たくなる。薄暗い谷に楚々として咲く可憐なここのセツブンソウはとても魅力的で美しい。

昔見た白いセツブンソウを探したが、見つけられなかった。

ポツンと咲くセツブンソウがとてもきれいだった。

僅かに陽があたる所にユキワリイチゲが開いていた。

すぐそばには白いケスハマソウのブーケがあった。

これから温かい寒い少し寒くて・・・繰り返して春が巡って来る。

花も咲く。楽しみ 楽しみ♪

春一番のエフェメラル セリバオウレン

私の住む安佐町毛木には毛木八幡神社と言うお宮があります。

こちらに来たときは、山野草ブーム真っ盛り毛木八幡神社にセリバオウレンが咲くと

有名になり、近くのコンビニで場所を聴いて訪ねて来られる山野草ファンもおられました。最近この八幡神社のセリバオウレンが殆ど咲かなくなり、神社に行く道沿いにもみられなくなってしまいました。それでも太田川側道のあちこち、安芸太田町や県北部に行くとこの時期には見られるスプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれる小さな春一番の花です。

白い小さな花が咲いています。

近づいて見ると、まるで線香花火のような花達です。

もっと近寄ってマクロで覗いてみます。

もっと鮮明に撮りたいものですが・・・

葉がセリの葉と似ているのでセリバオウレンといいます。

白い花なのと私の力不足で白飛びして写すのがすごく難しいんです。

朝露が美しいのでこの雫💧達を付けて撮れたら良いのにと粘ってみました。

⁇センスがありません。それでも「ま、いいかー!」

欲張ってみましたが、雫の中に花が丸ごと収まるのが無理でした。

よく見ると黄色い色の花がありました。黄色のセリバオウレンは今まで3回しか見ていません。非常に珍しくそれなりに美しかったです。

マクロで覗いた黄色のセリバオウレンが春一番のハイライトシーンになりました。

次の花が咲くのが待ち遠しい雨の土曜日、日曜日です。

セツブンソウ・バイカオウレンユキワリイチゲケスハマソウ・・・・・・・

青少年センター遊歩道に咲くスミレ

気持ちの良い晴れの日は小河内青少年センターの遊歩道を歩きます。

シハイスミレです。

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決まってコスミレが咲いています。

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コスミレのピンクもありました。

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ナガバノタチツボスミレがずらり並んでいました。

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ニオイタチツボスミレも咲いていました。

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ナガバノタチツボスミレとスミレとニオイタチツボスミレの交雑種

ウスゲスミレも咲いていました。

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やはりタチツボスミレが一番多く咲いています。

シロバナタチツボスミレは美しいです。

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距が真っ白で薄いピンクのはサクラスミレとも言うそうです。

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我が家の周りには、ヒメスミレがたくさん咲いています。

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スミレ日和でした。